95%が月収5000円以下、というのは本当か?

アフィリエイターの95%が月収5000円以下、というのは良く知られた話で、そうならないように○○教材を買いましょうとか、○○塾に入りましょう、なんていうのをよく見かけますね。

でもそれって、すごく古い情報なのじゃないかと思います。アフィリエイトの教材を売るのに都合が良いから、いつまでも使われているのかもしれません。

ただ、こういう数字はどういう人を対象にしているかで、ものすごく変わってきますね。本気でアフィリエイトに取り組んでいる人だけを対象にしているのか、趣味で書いているブログに「もしかしてちょっとは売れるかも」と楽天やアマゾンの広告を載せているような人も入っているのか。

NPOのアフィリエイトマーケティング協会が4月23日に発表した「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2015年」(調査機関2015年2月2日‐2月16日)を見てみました。

アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2015年

この調査の対象は「国内主要アフィリエイトASP7社に会員登録しているアフィリエイト運営者」ということで、これではどの程度本気な人が回答をしているのかわかりません。「95%の人が5000円も稼いでいない」という調査結果の対象者もどういう人なのかわからないのですが。。。

それはともかく、とても興味深い結果が出ています。

1ヶ月の収入についての回答。「収入なし」「1000円未満」が45%いますが、その一方で月収が20万円を超える人が10%以上いるのです。

ね?「95%の人が5000円以下」というのとずいぶん数字が違っていますよね。

アフィリエイトを始めてからの年数と月収の関係もおもしろいです。アフィリエイトを始めて1年未満の人では、月収が5000円未満の人が約53%いますが、1年以上2年未満の人では、この割合が約23%に減るのです。

どうも「始めて1年」というのが大きな壁のようですね。回答者のうち3割がアフィリエイトを始めて1年未満。1年以上2年未満が10%ちょっとということも併せて考えると、1年未満で諦めてしまう人が相当数いるようです。

でも頑張って続ける組に入れば、かなりの確率で月収が5000円を超える、ということになりますね。それどころか1年以上2年未満でも月収が50万を超えている人が15%近くいるのです。

アフィリエイトを長くやっている間に、儲かる人と儲からない人は2分化していくようです。アフィリエイトをやっている期間が長ければ長いほど、100万以上収入のある人のパーセンテージは上がっていきますが、収入の少ない人のパーセンテージも上がっていくんです。

収入が下がっていく人もいるということは、他のネットビジネスに移行する人がいるのかもしれませんが、もしかして時代の波について行けない人もいるのかな。。。

でもこの結果は、アフィリエイトを始めたばかりの人には明るいニュースになりませんか。何しろ今初心者ということは「超後発組」とか言われているわけですから(この「超後発組」というのも、教材を売るためにわざわざ「経験者」と区別している感じがしますね)。

「超後発組」は厳しいよ。95%が5000円行かないんだからね。

ちょっと脅かしてる感じがするのは気のせい?

とにかくこの結果から見えるのは「最初の1年頑張って1年の壁を乗り越えれば、成功する確率は高いよ!」ということです。

がんばるぞ!っていう気になってきましたか?

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